革靴を履いていると必ずシワは入ります。
履きジワを手入れをせずにそのまま放置すると、ひび割れに繋がります。
革靴のシワ伸ばしにはシューキーパーを必ず使いましょう。
シューキーパーを使用後に入れ続けて約2年以上経ちますが、使用している4足ともひび割れはまだ起きていません!
革靴の使用後はシューキーパーでシワを伸ばしてあげると、革靴の寿命は伸びます。
革靴を大切に長く履くことができますし、修理にかかるお金を他のことに使うことができます。
目次
シワを放置するとひび割れの原因に
革靴は履くと必ずシワができます。
特に甲革のところに一番負担がかかり、大きなシワが入ります。
シワを伸ばさないでそのまま放置すると、革がひび割れ、裂けてしまいます。
一度裂けてしまった革は元に戻りません。
シワ伸ばしにはシューキーパー(シューツリー)が有効
革靴の使用後にはシューキーパーを使ってシワを伸ばしましょう。
入れるタイミングはいつでも良い
シューキーパー を入れるタイミングは使用後ですが、履いた後すぐに装着しても、一晩経ってから入れてもどちらでも構いません。
大きな違いはありません。
入れっぱなしに注意
シューキーパーは入れっぱなしに注意しましょう。
特に夏などの気温が高くなる時期では、通気性が悪くなり、革靴の中にカビが生えてしまいます。
カビが生えるとカビ取りが大変ですので、シューキーパーは長くても2日間ほどにしておきましょう。
シューキーパーの選び方
以下の点に注意してシューキーパーを選びましょう。
- サイズの合ったものを選ぼう
- ラストの合ったものを選ぼう
- カカトに当たる面積が大きいものを選ぼう
サイズの合ったものを選ぼう
シューキーパーは革靴と同様、24cm、24.5cmなどのようにサイズがあります。
革靴の縦のサイズに合ったシューキーパーのサイズを選びましょう。
ラストの合ったものを選ぼう
次に、シューキーパーは革靴のラスト(木型、足のカタチ)に合ったものを選びましょう。
ラストが合い、革靴とシューキーパーのあいだのスペースが少ない方が、シワを十分に伸ばすことができるからです。
革靴のメーカーが出している純正のシューキーパーが一番ラストが合っていますが、その分お値段が高いです。
カカト面積が大きいものを選ぼう
写真のような、カカトに当たる面積が小さいシューキーパーはオススメしません。
カカトに当たる面積が小さく、かかとに負担がかかり、革靴を傷めてしまうからです。
この写真のような、カカトに当たる面積が広いシューキーパーをオススメします。
木製とプラスチック製の違い
シューキーパーは主に木製とプラスチック製があります。
木製は革靴の中の湿気を吸収する効果があります。
しかし湿気を吸うからといって、入れっぱなしには注意してください。
プラスチック製は湿気は吸収しませんが軽いです。
靴クリームを塗る手入れの際にオススメです。
普段シワを伸ばすときは木製、お手入れのときはプラスチック製にするなど、使い分けることをオススメします。
シューキーパーの値段
シューキーパーの値段は1万円前後するものから、3000円くらいのものまで様々です。
革靴のメーカーが出している純正のシューキーパーが一番ラストが合っていますが、
その分、純正は値段が高く、1万円前後するものもあります。
純正を買わなくても品質のいいシューキーパーは販売されており、7、8千円ほどで購入できます。
スレイプニルのシューキーパーは評判が高く有名です。
イギリス製、アメリカ製、日本製の靴に合わせやすい、トラディショナルモデルとヨーロピアンモデルの2つのラストがあります。
3000円くらいの安価なものはこちら。
シューキーパーを使用後に入れ続けて約2年以上経ちますが、使用している4足ともひび割れはまだ起きていません!
仕方がない?革靴のシワ入れの失敗(そもそもシワ入れは不要?) 革靴のクリームの塗り方とは?頻度は?塗りすぎに注意すべし少しでも長く革靴を履き続けよう
革靴の使用後はシューキーパーでシワを伸ばしてあげて、革靴の寿命は伸ばしましょう。
革靴を大切に長く履いて、修理にかかるお金を他のことに使いましょう。
まとめ
革靴のシワ伸ばしにはシューキーパーを必ず使いましょう。
選び方は以下のとおりです。
- サイズの合ったものを選ぼう
- ラストの合ったものを選ぼう
- カカトに当たる面積が大きいものを選ぼう
革靴の使用後はシューキーパーでシワを伸ばしてあげて、革靴の寿命は伸ばしましょう。