レザーソール、ラバーソールはそれぞれ長所・短所をまとめました。
ソールの特徴をよく理解し、ご自身の希望に合ったソールを選びましょう。
このブログでは、革靴のお手入れを約3年以上続けてきた革靴好きの知識を発信しています。
革靴とスニーカーの違いとは? 革靴の手入れで必要な道具・セットとは?目次
レザーソールとラバーソールはどちらを選べばいいのか?
レザーソール、ラバーソールのどっちを選べばいいかわかりません。
レザーソール、ラバーソールのそれぞれ長所・短所
レザーソール、ラバーソールはそれぞれ長所・短所があります。
完璧なソールはありませんので、それぞれの特徴を知ってご自身に合うソールを選びましょう。
レザーソールの長所
- 返りが良く歩きやすい
- 蒸れない
- 靴音の響きがいい
- 見た目がカッコいい
返りが良く歩きやすい
レザーソールは返りが良く、歩きやすく感じます。
ソールが革のため、柔軟性があり、しなやかに曲がります。
蒸れない
レザーソールの特徴の1つが蒸れにくいことです。
レザーなので通気性があり、靴の中が蒸れにくく、快適に過ごせます。
靴の中が蒸れやすい方はレザーソールがオススメと言えるでしょう。
靴音の響きがいい
レザーソールは歩くとコツコツと響き、良い音を奏でます。
歩いている靴音を聞きながら気分良く歩くことができます。
見た目がカッコいい
レザーソールは単純に見た目がスタイリッシュでカッコいいです。
より愛着が湧くはずです。
レザーソールの短所
- 雨に弱くカビやすい
- 滑りやすい
- 手入れが必要
雨に弱くカビやすい
革靴の中や内側のカビの取り方とは?家にあるもので使えるものとは?レザーソールは革の性質上、雨などの水分を吸収してしまうため、雨に弱いところがあります。
雨の日に履いた後はうまく乾かさないと、ソールにカビが生えてしまいます。
この弱点をなくすために、レザーソールにラバーソールを貼る方法ができます。
しかしラバーソールを貼ると雨に強くなりますが、靴の返りの良さが半減し、通気性が悪くなり、レザーソールの長所が半減してしまうデメリットもあります。
ラバーソールを貼る際はメリット、デメリットを比較して判断しましょう。
滑りやすい
レザーソールは摩擦力がなく、滑りやすいです。
雨の日は特に気をつけて履きましょう。
手入れが必要
レザーソールは革でできているため、甲革と同様、手入れが必要です。
乾燥してきたら、潤いを与える必要があります。
乾燥が進んだらデリケートクリームで保湿しましょう。
ラバーソールの長所
- 雨に強い
- 滑りにくい
- 手入れがいらない
- レザーソールより安い
雨に強い
ラバーソールはゴムのような靴底のため、雨に強いです。
晴れの日でも雨の日でも天候に左右されることなく気兼ねなく履けるため、使い勝手がいいです。
雨に強い点はラバーソールの大きな長所と言えます。
滑りにくい
ゴムのような靴底のため、グリップが効いて滑りにくいので安全です。
手入れがいらない
ラバーソールはレザーソールのように手入れは特にいりません。
レザーソールより安い
ラバーソールはレザーソールに比べて安価である場合が多いです。
同じ靴のモデルで比較しても、数千円安く販売されていることが多いです。
オールソールなどの修理もラバーソールの方が安くなることが多いので、修理する機会にラバーソールを選択されてもいいかもしれません。
くつのクリーニングなら[くつリネット]ラバーソールの短所
- 蒸れやすい
- レザーソールより返りがよくない
蒸れやすい
ラバーソールは通気性が悪いため、蒸れやすいところが弱点です。
靴の中が蒸れやすい方はラバーソールは避けた方がいいかもしれません。
レザーソールより返りがよくない
ラバーソールはレザーソールより返りがよくないため、歩きやすさではレザーソールに軍配が上がります。
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ソールの特徴をよく理解し、ご自身の希望に合ったソールを選びましょう。
まとめ
レザーソールの長所は以下のとおりです。
- 返りが良く歩きやすい
- 蒸れない
- 靴音の響きがいい
- 見た目がカッコいい
レザーソールの短所は以下のとおり。
- 雨に弱くカビやすい
- 滑りやすい
- 手入れが必要
ラバーソールの長所は以下のとおりです。
- 雨に強い
- 滑りにくい
- 手入れがいらない
- レザーソールより安い
ラバーソールの短所は以下のとおり。
- 蒸れやすい
- レザーソールより返りがよくない
ソールの特徴を理解して、ご自身の生活に合ったソールを選びましょう。