革靴の内側が剥がれてボロボロ、ライニングのお手入れ方法とは?

革靴を丁寧に履いていても、ライニングは徐々に傷んでくるため、定期的にお手入れが必要です。

革靴のライニングを傷めない注意すべきこと、お手入れ方法は以下のとおりです。

  • 正しい革靴の履き方をする
  • 正しい革靴の脱ぎ方をする
  • 同じ革靴を毎日履かない
  • 靴の中にホコリを溜めず、乾燥を防ぐ
  • ライニングをデリケートクリームで保湿する
  • ライニングをアルコール(消毒用エタノール)、モールドクリーナーで消毒し、カビを予防

ライニングを適切に手入れして、革靴の寿命を伸ばしましょう。

革靴の内側が剥がれてボロボロ

革靴を履いていると

内側が痛んでくるよね

履き方がまずいのかな?

正しい履き方を知りたいね

革靴の内側に貼られた革をライニングと言います。

革靴を履いていると徐々にライニングも傷んでくるため、定期的にお手入れが必要になります。

内側のライニングを傷めない注意すべき点

革靴のライニングを傷めない注意すべきことは以下のとおりです。

  • 正しい革靴の履き方をする
  • 正しい革靴の脱ぎ方をする
  • 同じ革靴を毎日履かない

正しい革靴の履き方をする

革靴の正しい履き方は以下のとおり、

  1. 靴紐を緩める
  2. 座って履く
  3. 靴べらを必ず使う
  4. 靴紐を締める

革靴は正しい履き方をしないとライニングを傷めてしまいます。

また、ライニングだけではなく、カカトをホールドしている硬い部分が潰れてしまいます。

カカトが潰れた革靴

痛んだ革靴では愛着が減ってしまい、ますます手入れする気持ちが起きなくなります。

そうするとまた愛着が減ることになり、悪循環に陥って大事にできません。

革靴を大切にしていけるよう正しい履き方を実践しましょう。

①靴紐を緩める

靴紐がある革靴は、必ず紐を緩めましょう。

紐を結んだまま脱ぎ着してはいけません。

履き口から3つ目の紐の穴まで緩めると十分です。

②座って履く

できるだけ座って履きましょう。

立ったままでも履けるのですが、履いてる間にバランスを崩して革靴を踏んでしまう恐れがあります。

③靴べらを必ず使う

靴べらを使わずに革靴を履こうとすると、履き口を踏み潰すことになりライニングが傷んでしまいます。

革靴はスニーカーと違い、ジャストサイズで履くことになるので、カカトに隙間が生じません。

革靴を履くときは必ず靴べらを使用しましょう。

自宅の玄関に1つ置いておくと便利です。

出先では携帯用の小さいサイズのものが便利です。

カバンに入れっぱなしにしておきましょう。

④靴紐を締める

履けたら靴紐を締めてから歩きましょう。

正しい革靴の脱ぎ方をする

革靴を痛めない脱ぎ方は以下のとおりです。

  1. 靴紐を緩める
  2. 座って脱ぐ
  3. 手でカカトを持って脱ぐ

①靴紐を緩める

紐を緩めましょう。締めたまま無理やり脱いではいけません。

革靴を紐を緩めず脱ごうとすると、革靴に力が加わりライニングを傷めてしまいます。

革靴を脱ぐときは必ず紐を緩めて脱ぎましょう。

②座って脱ぐ

履く場合と同様、座ることができる場合は座って脱ぎましょう。

立ったままでも脱げるのですが、脱いでてる間にバランスを崩して革靴を踏んでしまう恐れがあります。

③手でカカトを持って脱ぐ

革靴が傷むため、手を使わず足同士を使って靴を脱ぐのは避けましょう。

必ず手でカカトを持って脱ぎましょう。

この脱ぎ方と履き方で革靴を3年ほど履いていますが、今でもキレイな状態を保つことができています。

革靴の正しい履き方と脱ぎ方とは?

同じ革靴を毎日履かない

同じ革靴を毎日履くこともライニングによくありません。

足は1日でコップ1杯の汗をかくと言われています。

毎日同じ靴を履くと湿気が抜けず、ライニングの傷みが早まります。

みなさんによく知られている某有名革靴メーカーは中3日休ませるを推奨していました。

革靴のローテーションには4足以上が理想的です。

同じ革靴を毎日履かず、数足でローテーションして履きましょう。

革靴は何足あればいい?ローテーションに必要なのは何足なのか?

内側のライニングのお手入れ方法

内側のライニングのお手入れ方法は以下のとおりです。

  • 靴の中にホコリを溜めず、乾燥を防ぐ
  • ライニングをデリケートクリームで保湿する
  • ライニングをアルコール(消毒用エタノール)、モールドクリーナーで消毒し、カビを予防

靴の中はホコリを溜めない

革靴を履いていると靴の中、特に指先のところに徐々にホコリが溜まってきます。

ホコリはライニングの油分を吸い取り、乾燥を早めてしまいます。

靴の中のホコリは定期的に取り除きましょう。

デリケートクリームで保湿

ライニングが乾燥してきたと感じたら、デリケートクリームでの保湿をオススメします。

デリケートクリームを塗る際の注意ですが、塗り過ぎると靴の中がベタベタになってしますため、少量で様子を見ながら塗りましょう。

アルコール(消毒用エタノール)で消毒

ライニングをカビから守るため、アルコール(消毒用エタノール)またはモールドクリーナーでカビを予防しましょう。

消毒用エタノールは薬局などでも購入できます。

革靴の中や内側のカビの取り方とは?家にあるもので使えるものとは?

革靴が大好きで3年以上お手入れを続けてきた者が紹介しました。

ライニングが破れてしまった場合

ライニングが破れてしまった場合は自分で直すのは難しいです。

革靴の修理者に持っていきましょう。

3000円程度で上から革を被せて補強してもらえます。

革靴を大事に履いていこう

これでライニングの

お手入れはバッチリだね

お手入れを続けて

これからも革靴を大事に

履いていきたいね

ライニングを手入れして、革靴の寿命を伸ばしてあげましょう。

まとめ

革靴のライニングを傷めない注意すべきことは以下のとおり。

  • 正しい革靴の履き方をする
  • 正しい革靴の脱ぎ方をする
  • 同じ革靴を毎日履かない

ライニングのお手入れ方法は以下のとおりです。

  • 靴の中にホコリを溜めず、乾燥を防ぐ
  • ライニングをデリケートクリームで保湿する
  • ライニングをアルコール(消毒用エタノール)、モールドクリーナーで消毒し、カビを予防

ライニングを適切に手入れして、革靴の寿命を伸ばしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA